
ブランドのはじまり:産院での一枚の布から
ピースリングの原点は、2001年。開発者が遠い国の出産現場で目にした、一枚の布による抱っこから始まりました。物資の少ない環境でも、赤ちゃんは家族の腕の中で安心して包まれていた――そのやさしい光景が、スリングという道具の価値を教えてくれました。肌と肌で通じ合う時間を大切にしたい、という想いが、ピースリングの出発点です。
スリングに込めた3つの信念
NOT BABY CARRIER
ピースリングは、赤ちゃんを”ただ運ぶ”ためのベビーキャリーではありません。小さな仕草やぬくもりを感じ取り、気持ちを交わすための道具です。
NOT CONVENIENCE GOODS
スリングは、簡単な道具ではありません。慣れが必要ですが、それは赤ちゃんに慣れ、関係性を深めるプロセスでもあります。抱っこするたびに、親子の絆が育まれていきます。
NOT MASS-PRODUCT
ピースリングは、工場で大量生産されることはありません。日本の伝統技術を背景に、職人が一着ずつ丁寧に仕立てています。だからこそ、品質に妥協のない、美しい抱っこが叶います。
デザインと機能性の両立
ピースリングのスリングは、ファッション性と機能性を兼ね備えています。リングから流れるテール部分の優雅なシルエット。授乳ケープや日除けにもなる柔らかな布地。日常に自然に溶け込みながらも、特別感を演出するデザインです。
継承される抱っこ
ピースリングでは、かつてユーザーだった母親が、今度は赤ちゃんを授かった娘へ、自分のスリングのリングを託すという“カムバックキャンペーン”を展開しています。思い出のスリングが、次の世代の新しい命を包む。時を超えて受け継がれる「抱っこ」には、言葉を超えた感動があります。
メイド・イン・ジャパンの誇り
生地の織りや染め、縫製に至るまで、すべてを日本国内の職人の手で行っています。これは単なる製造工程ではなく、赤ちゃんのはじめての衣類にふさわしい“本物”を届けたいという願いの表れです。ピースリングは、これからも妥協のない品質と想いで、一着一着を丁寧に仕立て続けていきます。