エコスタイル

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裂き織りの伝統

無駄にしないものづくり

「裂き織り(さきおり)』とは

日本では貴重な布を最後まで使い切るための再生技術として、「裂き織り(さきおり)」 という伝統があります。麻や木綿の経糸に、細く裂いてテープ状にした古布を、緯糸にして織り込んだ布です。

リサイクルの知恵

綿花を栽培できない寒冷地 であった東北地方や日本海側の 寒冷地で引き継がれていたリサ イクルの知恵は、実は世界でも 同じような技術が発達してきました。フィンランドでは「ポナーパ」、スウェーデンでは「トラッスマット」、アメリカ 開拓民からは「ラグラグ」が発展し、インドにもサリーを使った「裂き織り」があります。

ピースリングならではの無駄のないリサイクル

ピースリングを作る過程でも、ちょっとした端切れかが出てしまいます。工場では産業廃棄物として処理されるものも、ピースリングでは貴重な材料として裂き織りを駆使しながら再生をはかっています。チームマイナス 6%参加した理由も、ピースリングの「無駄にしないものづくり」ポリシーがあるからです。

お直しや仕立て直しもお任せください

すべての縫製を自社で行っているので、高い技術力はもちろんピースリングの材料などのストックも豊富です。 自社ならではの長いサポートが可能で、2001年以来、リピーターのお客様が毎年増えています。

本当のものづくりメーカー

すべての縫製を社内スタッフでまかなう本当のものづくりスリング・メーカーだからこそできる、社内リサイクル体制です。ピースリングでは、作る課程で出た端切れだけでなく、ご使用済みのスリングを「裂き織り」へ再生されます。職人たちの手により新しい布としてよみがえるのです。本物のものづくりメーカーだからこそ、ものの大切さを感じている証拠です。

オーガニック農法

オーガニック農法とは農薬や化学肥料を使わず、自然のサイクルにさからわない有機農法のことを意味します。有名なものでは、オーガニック・コットンがあげられますが、最近では竹素材などの新しい素材でも有機農法が検討されています。

STEP1
大地

植物にとって大地はまさに「母」であり、土壌(どじょう)はコットンをはぐくむ母体なのです。オーガニックコットンを育てる土壌の肥料には、牛糞や堆肥などの有機成分を使用します。もちろん、農薬や化学肥料が残留していない畑をつかいます。

STEP2
雑草

生命力の強い雑草はコットンの成長を大きく妨げます。でも、オーガニックコットンの栽培では、除草剤を散布して草を枯らすのではなく、トラクターで土を掘り起こし、雑草を土に埋めます。

収穫の時を自然が教えてくれます

STEP3
害虫

コットンを食い荒らす害虫は、雑草とともにコットンの大敵です。でもオーガニックコットンの農場では、殺虫剤の代わりにテントウムシなどの天敵が害虫をおさえてくれるのです。

STEP4
収穫

さあ、収穫です。でも、機械でつみ取るには葉が邪魔です。でも、オーガニックコットンの農場では、落葉剤を散布したりせず、自然に霜が降って葉が落ちるのを待ってから収穫します。

紡績から仕上げまで環境にやさしい方法で

STEP5
糸に

さあ、収穫です。でも、機械でつみ取るには葉が邪魔です。でも、オーガニックコットンの農場では、落葉剤を散布したりせず、自然に霜が降って葉が落ちるのを待ってから収穫します。

STEP6
布に

ピースリングのオーガニックコットンは、染料を使わない天然色です。当然、皮膚を刺激するカチオン系柔軟剤も使用禁止で、ホルマリンの発生源もいっさい使用しません。

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